開放型病床とは、病院の施設や機能の開放の一環として、病床の一部を地域の先生方（かかりつけ医）に開放し、当院の医師と共同して診療を行っていただくものです。かかりつけ医が患者様の入院が必要と判断した場合、開放型病床を利用していただきますと、かかりつけ医は入院後も引き続き患者様の病室を訪問し、当院の医師と力を合わせて治療にあたることができます。その際、当院の医師が主治医となり、かかりつけ医が副主治医となります。患者様は入院中も普段から診察していただいているかかりつけ医の顔が見られますので安心です。
また、かかりつけ医と当院の医師が情報を共有しながら診療を行うため、よりよい医療を受けられます。そして、退院後は引き続き、かかりつけ医のもとで治療を受けていただくこととなります。

●登録医とは
開放型病床をご利用いただくには、地域の先生方「登録医」になっていただく必要がございます。現在、富良野圏域において16名の先生が登録されております。開放型病床への入院を希望される患者様は、かかりつけ医にご相談下さい。

●登録医制度への申し込み
地域医療連携室へご連絡下さい。登録に必要な書類をお待ち致します。登録することにより高額医療機器の共同利用も可能となります。