プログラム番号:034852301 当院では、2025年度臨床研修医(初期)を下記の通り募集いたします。 2025年度臨床研修医募集要項ダウンロード 様式10 様式10(1-4)
1. 募集資格次のいずれかに該当する者(1)医師免許取得者で大学卒業1年以内の者(2)2025年3月までに大学を卒業見込みの者で、医師国家試験合格見込みの者2. 募集人員2名以内3. 研修期間臨床研修2年間4. 身分及び待遇(1)身分~常勤研修医(2)研修医手当~1年次:月額550,000円、2年次:月額590,000円 ※両年とも賞与無し その他手当(3)健康保険、厚生年金、労災保険、雇用保険に加入するものとし、保険料の負担額は法定通りとする(4)被服貸与~診察衣(5)勤務時間~8時30分から16時50分(6)休暇~有給休暇:1年次16日、2年次20日 夏期休暇有・年末年始休暇有り(7)宿舎~有り(有料)(8)健康管理~健康診断(年1回)(9)医師賠償責任保険~病院で加入(10)食事~院内の食堂利用可(有料)5. 応募締切 定員到達まで 6. 応募書類臨床研修申込書、履歴書、医師免許証または卒業証明書、健康診断書臨床研修医募集要項兼申込書ダウンロード7. 選考日随時8. 選考方法書面審査、面接9. 採用通知採用通知にて10. お申し込み・お問い合わせ先〒076-8765 北海道富良野市住吉町1番30号社会福祉法人北海道社会事業協会 富良野病院研修管理委員会 宛TEL.0167-23-2181(代表) 副院長 藤保洋明(内線2004)FAX.0167-22-4256 E-mail.f768fk@furano.ne.jp
本プログラムは、研修医が医師としての第一歩を踏み出すにあたり、プライマリ・ケアを中心とした基礎的・基本的臨床能力を身につけ、全人的医療を身につけることを目的とします。 富良野圏域における地域センター病院として、豊富な臨床症例を経験することにより、充実した卒後初期臨床研修が出来るように配慮いたしました。 2年間で内科、外科(救急)、麻酔科、精神科、小児科、産婦人科、地域医療(地域診療所)を必修とし、さらに選択科目研修においては、研修医個々人がプライマリ・ケアを主眼においた自由なローテーションの選択を可能にした個別選択プログラムになっています。
● 教育課程■研修概要当院における研修は、初期臨床研修(医師免許取得後1年目・2年目)を対象として、プライマリ・ケアを中心とした基礎的・基本的臨床能力を身につけることが目的で、2年間で内科、外科、麻酔科、精神科、小児科、産婦人科、地域医療を必修とし、プライマリ・ケアが確実に実行できる医療に必要な知識技能・態度を身につけ、患者を全人的に診察し得るよう指導医のもとで研修を行います。● 研修プログラム■1年次(基本研修科目)内科(内科・消化器内科・循環器内科):各3ヶ月 計6ヶ月外科(救急):2ヶ月麻酔科:3ヶ月※ただし、初年度に限り医籍登録が終えるまでの期間は、オリエンテーション、医療現場の見学等、医療行為とならない範囲での研修となります。■2年次(必修研修科目)精神科:1ヶ月(医療法人社団博友会北の峰病院にて研修)小児科:1ヶ月産婦人科:2ヶ月地域保健・医療:1ヶ月(市内クリニック等にて研修)選択研修科目:計7ヶ月自由に研修科目を選択できます。※個別選択科目として、内科、外科、救急部門、小児科、泌尿器科、整形外科、眼科、耳鼻咽喉科、皮膚科、地域保健があります。
●研修1年目
令和3年度に富良野協会病院で1年間研修させて頂きました、研修医の泉谷優斗です。私はこの病院で内科・循環器内科・外科・整形外科といったメジャー科を含む大変貴重な初期研修1年目を過ごしました。研修医1年目は当時私だけで、卒後すぐに富良野協会病院で研修することに不安を抱えていましたが、終えた今では全くイメージが異なっています。手技習得は上級医が1対1で手厚く指導して下さり、すぐ実践できる機会に恵まれていました。研修医の経験値としてはおそらく他病院を凌駕するほどで、むしろ1人だったのがメリットだったと感じています。また、研修医が少なかったとは言え、外部(主に関東圏)の研修医が地域研修で定期的にローテーションしてくるため、様々な交流があり大変良い刺激を受けました。研修以外でも、社会人1年目として生活の時間が確保されていたという点も有難かったと感じています。研修場所としてのメリットは意外なところにあるかもしれません、皆様の参考になれば幸いです。
●研修2年目
現在医師3年目、循環器内科の藤保洋祐です。 研修医2年目の1年間、富良野協会病院で研修をさせていただきました。 1年間の研修で特に成長できたと考えられる事は、自主的に考え、行動する力です。決して小さな病院ではないですが、大学病院や都会の総合病院と比較すると、できることが限られる部分があります。その中で提供できる医療の限界について考え、状況に応じて転院、搬送などの判断をするなど、臨機応変に対応する能力を磨くことができました。入院から退院までの調整、患者や家族への病状説明なども研修医のうちに経験させていただき、研修医を終えた今も役立っていると感じています。各科の上級医にも相談しやすい環境であり、ローテーションしていない科でも手技の際に連絡をいただいて経験値を増やすことができました。勤務時間もメリハリがあり、比較的働きやすい環境かと思います。ぜひ、富良野での研修を考えてみてください。
当法人は大正11年7月、昭和天皇(当時、皇太子殿下)がご来道の折、社会福祉振興のためご下賜された五千円を基に設立されました。 母子寮、保育所、老人保健施設、看護師養成学校及び北海道内に7箇所病院を設置経営しており、嘗ては現在の札幌医科大学病院、稚内市立病院も経営していた経緯のある法人です。 当院は、昭和15年8月に財団法人北海道社会事業協会附属富良野病院として発足し、昭和31年8月に公的医療機関(医療法31条による厚生省指定)としての指定を受け、その後幾多の増床、増改築、診療科の新設等を行い、昭和39年4月に総合病院としての認可を受けました。 法律、制度の適用として主なものは、昭和51年に道内で8番目の地域センター病院としての指定、平成9年には災害拠点病院、平成13年には地域周産期母子医療センター、平成15年にはへき地医療拠点病院として認定を受け、名実ともに富良野二次医療圏の地域基幹病院としての役割を担っております。 平成17年10月には長年の懸案であった病院の移転新築工事に着手し、平成19年3月竣工、平成19年4月移転いたしました。 また、救急指定病院における二次救急医療病院として、常に高度、救急医療に対する最新鋭の医療機器を導入し、機能の充実に努めております。
正式名称 | 社会福祉法人北海道社会事業協会 富良野病院(略称 富良野協会病院) |
所在地 | 北海道富良野市住吉町1番30号 TEL.0167-23-2181(代表) |
面積 | 敷地面積:22,189.5m²、建物延べ面積:18,807.9m²(地上8階建・塔屋1階) |
病床数 | 255床(一般195床、療養56床、感染4床) |
診療科 | 内科、外科、整形外科、小児科、産婦人科、泌尿器科、循環器内科、呼吸器内科、消化器内科、神経内科、耳鼻咽喉科、眼科、皮膚科、麻酔科、リハビリテーション科、心臓血管外科、総合内科、脳神経外科、乳腺外科 |
職員数 | 383名(2023年4月現在) 医師23名、薬剤師8名、看護師138名、准看護師16名、保健師4名、助産師9名、医療技術者58名、事務員、その他職員106名 |
専門医・認定医等 研究施設の認定 | 当院は、専門教育のための施設として、下記の認定を受けております。 (2018年4月現在) 日本泌尿器科学会専門医教育施設・基幹教育施設 日本循環器学会専門医研修施設 日本小児科学会専門医研修施設 日本高血圧学会専門医研修施設 日本整形外科学会認定医制度研修施設 日本外科学会専門医修練関連施設 日本内科学会認定医制度教育関連病院 |
当院の協力施設は次の通りです。 旭川医科大学病院、JA北海道厚生連旭川厚生病院、社会医療法人博友会北の峰病院、内海内科クリニック、上富良野町立病院、ふらの西病院、北海道富良野保健所、介護老人保健施設ふらの(順不同)