嘔吐をする次女3歳を受診させるため、長女5歳と長男6ヶ月も連れて当院を訪れたA子さんを例にとり、外来と病棟を紹介します。

【A子様の事例】

私（A子）は病院専用の広い駐車場に車を止めた。長男を背負い、次女を抱きかかえる。長女は後をついてくる。
小児科外来は、玄関を入ってすぐ左と近く、腕が疲れてきた私にとっては助かる。
待合室は以前のような廊下ではなく、独立した空間で少し落ち着く。
プレイエリアがあり、絵本もたくさんある。長女はここで遊ぶのが気に入ったようだ。
外来隅にちょっと気になるドアがあるが、これは救急外来直結だそうだ。救急搬送時にはここから救急外来へ医者がすぐ駆けつけられるという。

診察の結果、次女は胃腸炎で点滴が必要とのこと。次女が処置室にいる間に、私は小児科外来の隣にあるプライバシーが保たれた授乳室で長男に母乳を与えた。
小児科外来の中にある点滴室で点滴を受けている次女の嘔気が収まらない。点滴室脇の小児科外来専用トイレに何度も通う。
結局、次女は入院することになった。
小児科病棟は5階にある。旧病棟は6人部屋が多かったが、新病院は1人部屋と2人部屋が中心で、一部が4人部屋。次女は2人部屋に入り、私と長男が付き添った。
1部屋を1家族で使えて、トイレも部屋ごとにあるので余分な病気をもらうことは少ないと思う。次女はどんどん回復してくる。
遊びたがるようになった次女を連れて、病棟内のプレイルームに来てみた。
ここは10畳くらいの広さがあり、床はクッション性がある。次女は病棟保育士に遊んでもらいご機嫌だ。
病気が治っても、もっと入院を続けたいと次女が言い出さないか心配になった。