北海道北後志圏の地域医療に従事・貢献する北海道社会事業協会 余市病院

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内科(内科、総合診療科、循環器内科)

診療内容の概要

「地域の皆さまが日々を健やかに過ごすために医療ができること」

余市病院の2次診療圏(余市、仁木、赤井川、古平、積丹)は約3万人です。主要産業は果樹、野菜、漁業になります。余市町の中心には、美しい余市川が流れ、春、桜並木の上に抜けるような青空が広がります。
日本人の平均年齢は男性、女性ともに80歳以上となりました。2007年から高齢化率は21%を超え、日本は世界で有数の長寿国となりました。余市町の高齢化率は32%と都市に比べると高い数字になっています。人は加齢と共に、病気になりやすくなります。体力、筋力の低下、動脈硬化、臓器機能の低下、様々な病気と長く付き合っていく必要があります。

「病気があっても、日々を健やかに過ごすために医療ができること」、病院の立場から地域の住民の皆さまをサポートします。外来では主に高血圧や糖尿病等の生活習慣病のコントロール、脳卒中や心筋梗塞の予防を行っています。また腎臓や心臓、肺などの主要な臓器機能の低下に対して予防、治療を行います。循環器疾患、血液内科領域については、非常勤医師と連携し治療を行っています。慢性期の内科疾患に関しては、地域の開業医の先生方と連携し、地域全体で地域の皆さまのサポートを行います。

地域の住民の方が、急に調子が悪くなったときには外来、救急で速やかに対応します。1次、2次救急病院として、夜間、休日でも、必要に応じて採血、画像検査を行い、外来、入院で診断、治療を行います。肺炎をはじめとした多くの内科疾患は余市病院で治療が可能ですし、脳卒中や心筋梗塞等専門治療が必要な場合は、速やかに専門医療機関に紹介を行います。毎朝外科、内科でカンファレンスを行っており、必要に応じて迅速に緊急手術を行うことができます。体力の低下、麻痺、筋骨格系の痛みに対しては、整形外科と連携し、外来、入院でリハビリが可能です。悪性腫瘍や老衰等、終末期医療、緩和医療にも取り組んでおり、地域の皆様が安心して日々の生活を送れるようサポートを行っています。

余市病院内科では、地域医療の研修施設として医学生、研修医を説教的に受け入れています。経験のある指導医の元、頻度の高い内科疾患を初療から適切に診断、治療を行います。外来、救急で診断した患者さんを主治医として病棟で治療を行い、退院調整を行ないます。退院後は必要に応じて外来、在宅で主治医として診療を継続します。診断、入院、治療から退院調整、外来でのフォローまで一貫して診ること、北海道の地域医療の場において、質の高い、基本的な総合内科診療を研修することができます。

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