北海道北後志圏の地域医療に従事・貢献する北海道社会事業協会 余市病院

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外科・心臓血管外科

診療内容の概要

当科は3名の外科医で構成され、消化器外科および一般外科、心臓血管外科の診療を行っています。手術件数は年間約150例で、消化管および肝・胆・膵の消化器癌、肺癌、乳癌、甲状腺癌といった悪性腫瘍の外科治療のみならず,ヘルニア・胆石・静脈瘤や下肢のバイパス手術、さらには透析におけるシャント造設などを行っています。また24時間体制で救急の受け入れを行っており、緊急手術を必要とする疾患にも24時間体制で対応しています。昨年度は全体の1/3にあたる56例の緊急手術を行っています。

手術に際しては、侵襲が少なく、しかも 必要十分な過不足の無い治療を選択しています。腹腔鏡・胸腔鏡と呼ばれるカメラを挿入して行う鏡視下手術を積極的に取り入れています。従来の手術のように大きな傷を必要としないために、身体に与える影響が少なく、手術後の痛み が少なく、そのため回復が早い利点があります。胃、大腸、虫垂、胆嚢、鼠径ヘルニアなどの手術に取り入れています。
当科では検査から手術そして必要に応じて術後のフォローまでを一貫として行っており,例えば悪性腫瘍の場合、手術を行った医師が抗がん剤治療まで担当することも可能です。抗がん剤治療については、消化器疾患、呼吸器疾患、乳腺疾患などに対して、治療ガイドラインに則った標準的治療を行っています。治療法によっては、入院にて実施しているものから、外来通院で行える治療もあります。

当科は北海道大学消化器外科学分野Ⅱ(第二外科)の教室の関連病院として医師の派遣を受けています。教室と密に連携を取り、患者様の紹介や受け入れを積極的に行っています。

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