8月2日、当院職員1名が新型コロナウィルスに感染していることが確認されました。きっかけは、8月1日に判明した札幌の感染者の濃厚接触者として同日夕刻に札幌市当局から本人に連絡があったことによります。
翌朝、当院は当該職員からの報告を受けて早速、検査を行い感染が確定したものです。感染は、職員が札幌の友人宅で7月25日に会食を行い成立した模様です。当該職員は鼻汁以外の症状はなく軽症と思われますが、保健所の指導のもと、指定病院に入院となります。
一方、当院では、当該職員の濃厚接触に準じる者(職員3名、患者7名)を特定し、ただちに検査を実施しましたが、すべて陰性の結果となっています。
しかし、当院はあらためて院内の消毒を徹底し、さらに万全を期するため当該職員の所属部署の活動を8月10日まで自粛します。なお、その他の診療は通常どおり継続いたします。
皆様には大変な御心配とご迷惑をおかけしますが、医療機関として感染拡大を防ぐべく、保健所と連携を取りながら責任ある対応を取ってまいりますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。
追記:当法人では、全職員に対し、厚労省や北海道から発せられた感染防御策を徹底するよう強く指導しているところですが、今回の感染の経緯を周知し、あらためて行動に留意するよう徹底いたします。
令和2年8月3日
社会福祉法人 北海道社会事業協会
余市病院 院長