当院の正面玄関前にある前庭にすくすくと成長しているイチョウの木があるのを皆さんご存じでしょうか?
この木は、「平和の木 被爆樹木」で広島原爆投下の爆心地から1,370メートル離れた「縮景園」で被爆したイチョウより芽吹いた「被爆二世」です。
縮景園にある原木は樹齢が推定200年以上の大銀杏で、爆風で大きく幹が傾いてしまいましたが今なお毎年たくさんの葉をつけて綺麗な黄葉がみられます。
2013年に広島市の市民団体「グリーン・レガシー・ヒロシマ・イニシアティブ」から余市ロータリークラブに苗が寄贈され、さらに当院が譲り受けてこの前庭に植樹されています。
ゆっくりではありますが着実に成長し、命の尊さ、平和の大切さ、困難を乗り越える希望と勇気をメッセージとして伝えています。